ひまわりカップに小学女子部が参加しました。(H29.11.19)
平成29年11月19日(日)、茨木郡さん主催の「ひまわりカップ」に小学女子部が参加しました。
今回で10回目を迎える本大会。8チームで1セットマッチ総当たりの予選を行い、予選の結果で順位決定戦行い、1位から8位が決定される方式でした。
試合結果は以下のとおり
1回戦:清水(1-0で勝利)
2回戦:余内(1-0で勝利)
3回戦:東百舌鳥(1-0で勝利)
4回戦:八尾(1-0で勝利)
5回戦:三津屋(1-0で勝利)
6回戦:茨木(0-1で敗戦)
7回戦:茨木郡(1-0で勝利)
以上の結果、茨木・茨木郡・狭山デルフィーノの3チームが6勝1敗で並びましたが、得失点差で予選3位となり、東百舌鳥さんと3位・4位決定戦を行いました。
3位・4位決定戦
対 東百舌鳥(2-0で勝利)
以上の結果、第3位となりました。
大阪府秋季大会が終わり、子供たちがどう感じて、何をしなくてはいけないのか考えました。
人を成長させる時に、答えを教えてあげたうえで、そのとおりさせ育てる方法があります。
それは、まだまだ子供である小学生に活用する手法だと思ってます。(特に低・中学年)
そして、子供たちはその答えを知っているのに、未だに身につかずにいたり、意識せずにいたり、様々です。
当然身に着けるために反復練習を繰り返すわけですが、失敗すれば、監督やコーチに失敗したことを指摘され、また繰り返す。
多分、各人が真剣になぜ失敗したか、自分が以前監督やコーチから教えてもらった答えと照らし合わせ、考えていないからかもしれない。
低学年・中学年は致し方ないにせよ、高学年はやはり考え行動できるようにならなければ・・・。
勝つために、どうすべきか。
「気持ちで負けた。」
この言葉で片付けてしまうのは簡単です。
果たしてそうなのか?
大阪府秋季大会から1週間、彼女達を放置したまま、このひまわりカップを迎えました。
序盤から、メンバーチェンジはするものの、極力、具体的な指示は出さず、出た選手によってこれまで練習してきたポジションと異なるポジション自分たちで考えて入ったり、タイムを取った時や試合終了後もアドバイスは一切しませんでした。
そんな中、予選リーグ終了後、一人の選手がトイレの前で泣いていました。
泣いている理由を聞いて「それでいい!」と私は思いました。
順位決定戦前に、次の試合に挑む前に、子供たちが「勝つためにどうすればいいのか」という話でぶつかり合ったようです。
勝つためにどうすれば良いのか?実力差があれば別ですが、実力が均衡していれば、その時のコンデションやチーム状況、対戦相手の状況、試合会場の環境、色んな要因があり、答えなんて幾通りもあるんだと思います。
でも、一番大切なのは、本音で勝つためにどうすべきかを話し合い、個々人いろんな考え方があるが故にぶつかって、そんな中でも、目標達成するために答えを導き出そうとすることが「本当に勝ちたい気持ちのあるチーム」なんじゃないかと思います。
かなり、ハイレベルなことだと思いますが、それを今年の6年はやろうとしています。
ぶつかり合うもの、黙ってその状況を見ているもの、間を取り持とうとするもの、7者7様だと思いますが、監督から言われたことだけをやる。出来なかったら監督から怒られる。これでは、これまでと同じで、残されたわずかな時間の中で、更なる子供たちの成長は望めない。
また、足踏みすることがあるかもしれないけれど、人に自分の気持ちを伝える事の大切さや、仲間とぶつかる勇気。チームプレーという集団の中で目標達成に向けて合意形成をするのは小学生では難しいことかもしれないが、更なる素敵なチームに成長して行こうとする姿が垣間見えた試合でした。
6年生の今のこのメンバーと、真剣に向き合ってバレー出来る日数は土日だけで30日を切りました。
残りわずかとなりますが、引き続き、応援をよろしくお願いします!
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