堺連盟6年生最後の公式戦に参加しました。

いつもながら、ブログ掲載が遅くなり申し訳ございません。
6年生最後の公式戦(堺連盟)の模様についてお知らせします。
女子については、予選リーグを行い、上位2チームが決勝トーナメントにて順位を決定するという方式。
男子については、4チーム総当たりのリーグ戦で順位を決定するという方式で行われました。

試合結果については以下のとおり。

○女子部
・第一試合:対 若松台 1-2で敗戦
・第二試合:対 三国ヶ丘 0-2で敗戦
※0勝2敗で予選リーグ敗退

○男子部
・第一試合:対 東百舌鳥 0-2で敗戦
・第二試合:対 ブレイザーズ0-2で敗戦
・第三試合:対 山直   2-0で勝利
※1勝2敗で第4位(1勝2敗のチームが3チームとなったが得失セット率で4位)


<女子部コメント>
いよいよこの日がやってきました。
6年生最終最後の公式戦。

悔いの残らない試合をさせてあげたい。そんな気持ちで迎えました。
前日から、昨年より恒例となっている監督宅での「絆合宿」。
昨年は6年生が10人在籍していたことから6年生のみでしたが、今年は、6年生が4人ということもあったので4年生以上の11名で合宿をしました。
大浜中学での最後の練習を終え、帰りに監督宅近くの温泉へ
その後は、監督宅で必勝祈願夕食のカツカレーを食べました。

夕食後のミーティングでは、それぞれ明日の試合に向けた抱負を語り、最後は卒団生のユウナ・ハルナ・タカト・ユウキから激励の言葉が送られました。
翌朝は、集合場所である「さやか公園」に監督宅から選手全員で歩いて向かい、ストレッチとアップ、試合のイメージトレーニングを兼ねたエアーバレーで試合に向けテンションを上げて行きました。


試合の状況については殆どの保護者の皆様が観戦に来てくださっていたので、ここでは詳細に触れませんが
第一試合の若松台戦
このチームは阪南支部でも強豪チームで、我々デルフィーノ発足当初から何度か試合をさせてもらいましたが、今回初めて1セットを取ることが出来ました。




結果は残念ながらフルセットの末負けてしまいました。
第二試合は三国ヶ丘との対戦でした。
このチームとは、今年度に入り何度か対戦させてもらいましたが、1度も勝ったことが無く、6年生も三国ヶ丘に勝ちたい!という目標を持って頑張ってきました。
当日、三国ヶ丘は我々と試合をする前に、IZUMIと対戦し勝利をおさめ勢いに乗っていました。
相反して、我々は初戦敗戦し気持ちを切り替える間もなく連続での試合でした。
結果は0-2のストレート負け。
6年生の選手達は、本当に良く頑張ってくれました。
今回、4年生ながらセッターとしてホノも良く頑張りました!
また、5年生ながらコートの中心を任されたアキもボールを拾いまくり、乱れたボールは二段トスでつなげるなど、本当にチームの要として頑張ってくれました!
しかし、課題もたくさん見つかりました。
その見つかった課題解消に向けた練習は6年生抜きでやって行かなくてはなりません。
新チームのメンバーと一緒に課題解消に向けた練習に励んで行きます。
一番の課題は「メンタル」です。
「スポーツはメンタルが大事」というのは重々わかっているのですが、この試合で本当に痛感させられました。
今年1年、振り返ってみて、この「メンタル」については、私なりに拘って指導してきました。
特に6年生の彼女たちには厳しく指導し、涙を流さなかった練習は殆どなかったと思います。

流した涙の分、強くなって、試合では笑顔にさせてやりたい!そう強く思って取り組んできましたが・・・
監督誰しもそうだと思いますが、選手個々人の実力を把握し、試合でどの程度の結果を出してくれるのか想定します。
その想定外だったのがニイナでした。
勿論、珍プレーもありましたが、本当に「最後の最後でやってくれたな!」と思いました。
この1年、一番怒られた回数が多かったのも彼女だったと思います。
そして、辛いことがあっても休まず練習に来てたのも事実です。
何度も同じことで怒られてきたのも事実です(笑)
モエ・サオリは岡山のももたろうカップで攻撃力が評価され最優秀選手賞を受賞しました。
ナオは今回の大会で最優秀選手賞を受賞しました。(この堺連盟の優秀選手賞は年間の大会結果でもらえる数が変動します。昨年はブレイザーズカップで第3位となったことから2個いただけましたが、今年は全て予選敗退だったため1個となった。)
6年生4人で何の賞も受賞できなかったのはニイナだけです。
ずば抜けた技術力・体力・身長や持って生まれた運動神経、ニイナにはありません。
5年生の時、彼女に聞いたことがあります。「練習辛くないか?しんどいやろ?」と聞きました。
そしたら彼女は「辛くて、しんどいです。でもバレーが上手になりたいから練習は休みません」と答えました。
その気持ちがあったからこそ、本当に辛い練習に耐えてこれたんだと思います。
ニイナに関しては、技術云々より本当に心が成長したと思います。
そんなニイナにこの場をお借りして監督の私から「監督特別賞」をあげたいと思います。
最後のニイナの気持ちで上げるレシーブ、私も含め他の選手も忘れないと思います。
また、その姿が私にこの1年の拘ってきた「メンタル」を強くさせるための厳しい指導が失敗じゃなかったことを証明してくれたように思います。
ありがとうニイナ、そして他の6年生も今まで本当に俺についてきてくれてありがとう。

これからは、気持ちを切り替え、新たなメンバーとまた頑張ります。
先輩として、後輩たちのために残りわずかな時間やけど、手伝ってやってほしいと思います。

最後になりましたが、当日、応援に来てくださった保護者の皆様ありがとうございました。
また、6年生の保護者の皆様におかれましては長い間お世話になりました。これからもこのデルフィーノをよろしくお願いいたします。




<男子部コメント>


男子部については、前日の22日(土)に『第一回・近大カップ』に出場いたしました。
絵貴については、インフルエンザでお休みしており、六年生は、恵多と拓登の二人でしたが、二人の試合当日での気持ちの入っていないプレー、集中力のなさに、監督が呆れてしまい、途中から新チームで戦うような状態でした。
明日が最後の試合だと理解出来ているのか?六年生の本当の気持ちはどうなのか?
と、疑問が残ったまま、その日の試合は終了してしまいました。


六年生に監督より、『どうする?六年生、明日の試合ほんまに出たいんか?』『出たいです』『ほんまか?このままの状態やったら、明日の試合に出る意味ないで』『・・・』『じゃあ、今から練習するか?』『はいっ、したいです』 と、試合終了後、急遽、狭山に帰り練習することになりました。
もちろん、今から練習したからと言って、急に技術が上がるわけがありません。
明日の試合に向けて、どれだけ気持ちを上げていけるかだけでした。


狭山に到着し、1時間だけ集中して練習する事にしました。
試合で怒られた六年生の二人も、大きな声を出し、一生懸命に練習に取り組んでいました。五年以下のメンバーも、六年生を盛り上げるかのように、大きな声を出し、明日の試合に向け、いい雰囲気で練習を終える事が出来ました。


その後、瀧川監督のおごりで、みんなでうどん屋さんへ行き、子供達は、うどん以外におにぎりや天ぷら等、お腹いっぱいになるまで食べていました。
仲間と楽しそうに会話し、無邪気に笑う子供達を見ていたら、いつも怒られたり、しごかれたりしているけど、まだ小学生なんやなぁと実感し、『みんな明日は勝ちにいくで、頑張ろな』『はいっ』と返事する子供達の笑顔を見て、きっとこの子達はやってくれるはずと信じ、明日を迎える事になりました。





そして、試合当日を迎えました。
前日から、1試合目かもしれないと伝えていたにも関わらず、会場に到着し、ユニフォームに着替えたり、準備するまでの時間が遅く、他のチームより出遅れた状態でアップスタート・・
この様子を見て、礼儀、挨拶も含め、迅速に行動するというところについても、まだまだ出来ていない事を痛感し、今後、繰り返し指導が必要だなと感じました。





まずは、第1試合 対 東百舌鳥戦です。
朝一のアップスタートの出遅れから試合は始まっていたのだと思います。
試合が始まっても、なかなかみんなエンジンが入らず、指示の声がなくお見合いしたり、足が止まったりと、悪い雰囲気が続きました。

恵多も1セット目の初めに打ったスパイクを相手にブロックされてしまい、弱気になってしまったのか、その後、なかなかいいスパイクを見る事が出来ませんでした。そして、自分達のバレーが出来ないまま、あっという間に試合終了となりました。




2試合目については、対 ブレイザース戦です。1セット目、2セット目どちらも、連続でサービスエースを取り、こちらがリードしている有利な試合展開でしたが、ラスト数点までの詰めが甘く、最後はこちらの連続サーブカットミスで、結果2ー0で負けてしまいました。
点数については、20ー22、19ー21という本当にわずかの差です。
かなりリードしている状態から、追い上げられて負けてしまっただけに、とても悔しさが残る試合結果となってしまいました。





最後の3試合目は、対 山直戦です。
監督より、『最後の試合や、とにかく悔いのないように一生懸命にやれ』と指示があり、子供達も、『はいっ』と大きな声で返事しました。
試合が始まり、恵多の高い位置からのスパイクが次々に決まり出しました。
恵多に続き、聖也、和真も攻めるサーブでサービスエースを取り、みんな、足もよく動いていたと思います。
体調の悪かった悠亜、元稀も、試合の合間はしんどそうにしながらも、コートの中ではしんどそうにせず、よく頑張ってくれていました。
拓登は、目を見張るようなプレーはありませんでしたが、サーブ、レシーブと、ミスが少なく、つながってきたボールを一生懸命つないでいました。
3試合目、最後の試合ではありましたが、いい雰囲気で自分達のバレーができ、勝利の笑顔で終われた事は、本当によかったと思います。


しかし、結果は4位・・・
3チームが全て1勝2敗という結果でした。
攻めたサービスの1点、決めにいったスパイクの1点、声を出さずにお見合いしてしまった失点の1点、色々な1点がありますが、自分達が関わった1点、1点がとても重くて、大事なものだと、子供達も実感した結果だったと思います。


そして、後は試合までの気持ちの持って行き方です。
試合開始の笛が鳴った時からのスタートではなく、会場に着いた時点で、すでに試合は始まっているという事です。
気持ちを上げていくという面では、もしかしたら、数日前から始まっているのかもしれません。


公式戦は、これが最後となりますが、男子部は、3月1日(土)にファイナルカップに出場します。
六年生の絵貴、恵多、拓登、3人・・・
これが本当のラストの試合です。
今まで頑張ってきた事を精一杯出せるように、自分達で気持ちを上げ、負けても勝っても悔いのない試合をしてほしいと思います。
男子部の1年間の振り返りについては、ファイナルカップ1日(土)のブログアップ時にお伝えしたいと思います。





最後に当日、朝から引率、応援に来てくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。
スタッフの皆さんもお疲れ様でした。


さよコーチ

狭山デルフィーノJr.小学男女子バレーボール

小学男女・中学女子のバレーボールチームです。 大阪狭山市を中心に堺市や松原市でも活動しています!バレーボールを通じて仲間と出会い共に頑張り笑い礼儀を大切にし素直な心と感謝の気持ちを持って大人も子供もみんなで感動を分かち合う事を大切にしているチームです! 小学生部員いつでも大歓迎で募集しています‼️

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