第14回タートルカップ卒業記念大会
2月11日(火)・第14回タートルカップ卒業記念大会に男子部が出場いたしました。
タートルとは英語で亀という意味ですが、亀は長生きをするということから、子供達が大人になっても末長くバレーを続けてほしいとの願いを込めて開催されてきた大会とのことでした。
タートルとは英語で亀という意味ですが、亀は長生きをするということから、子供達が大人になっても末長くバレーを続けてほしいとの願いを込めて開催されてきた大会とのことでした。
今大会の推薦チームの条件として、惜しくも各大会で入賞を逃したチームとなっており、大阪の上位チームは参加しておりませんでしたが、どちらのチームも日々、熱心に指導、練習をされているチームばかりでした。
まずは予選リーグから
●対 三津屋
11ー21
21ー18
7ー15
1ー2で負け
●対 江坂大池
12ー21
10ー21
0ー2で負け
結果、予選3位となりました
1試合目の1セット目は、六年生の絵貴、恵多、拓登の3人にプラス、元稀、悠亜、聖也がスタメンでコートに入りました。
監督より、『六年生が声だして引っ張れよ』の指示に『はいっ』と返事した六年生3人でしたが、試合が始まり、全くボールに集中していないし、声も出ていない。
エースの恵多は、テンションが低く、スバイクも力が入っていない様子・・
絵貴は、コートに入ると声が出ず、自分の近くのボールにも手が出ないし、アウトボールを触ったり失点ばかり、拓登も同じく声が出ていないし、目でばかりボールを追って、積極的に動けていませんでした。
そのまま雰囲気が悪いまま、相手のサーブで連続得点され、あっという間にセット終了
1セットが終わり、監督より『次のメンバー◯◯、◯◯』と六年生以外の名前が呼ばれましたが、六年生から『出たいです。お願いします』の声もなく、2セット目がスタートしました。
メンバーは、寛大、諒、悠亜、元稀、聖也、和真・・・
いい雰囲気で声も出ており、レシーブもよく動いて上がっていましたし、聖也もよくカバーをして、しっかりトスを上げていました。アタッカーの悠亜、寛大も多少ミスはありましたが、二段トスもしっかり打ち込んで得点できた場面も多くありました。
その試合の様子を見て、普通に応援している六年生達・・何か感じてほしいな~
その後もいい雰囲気のままリズムに乗り、見事セットを取り返しました。
3セット目も、六年生以外のメンバーでスタートし、途中で恵多だけがブロック要員で前衛ライトに入りましたが、2セット目の集中力がなく、サーブミス、スパイクミスとミスが続き、逆に相手のサーブに得点され、あっさり負けてしまいました。
結果、3位リーグへ
お昼からのリーグ戦前に、六年生が監督に呼ばれました。
『どうする?六年生、試合出たいんか?』
『はい、出たいです』
『午前中、全然気持ちが入ってなかったやないか、やる気がないんなら、五年生以下でいくし、別に出なくてもいいんやで』
『いやっ出たいです』
『じゃあ、出たいって思うんやったら、もっと一生懸命にやれよ』
『はいっ』
と、リーグ戦には、六年生3人がコートに入り、残りのポジションについては、順番に交代で出る形となりました。
●対 豊一
21ー9
21ー14
2ー0で勝ち
●対 岸二
21ー16
21ー12
2ー0で勝ち
対 豊一戦については、恵多もテンションが上がり出し、高い位置からスパイクを打ち込み、連続得点していました。
絵貴、拓登もよく動いてレシーブを上げ、ボールに集中出来ていたと思います。
また、絵貴、拓登については、サーブが入るか不安でしたが、ミスも少なく、サービスエースを取る場面も見れました。
六年生以外のコートに入っているメンバー、コート外のメンバーもよく声を出し、2面の体育館ですが、うちのチームの声が一番大きく響いていたと思います。
試合終了後に、他チームの数名の監督さんに『元気があって、いいチームですね』と声をかけられ、とても嬉しく思いました。
そして、最後の対 岸二戦、六年生以外のメンバーが順番に入っている事もありますが、声を出さずお見合いしたり、ジャッチの声もなく、ボールがインで落ちたり、サーブミスも多く、集中力に欠けていました。
せっかく、その前の豊一戦がいい雰囲気で終わったのに、なぜそのままの雰囲気で続けられないのかなぁ?
本当に長く集中力が続きません。
それでも、相手のサーブミス、アタックミスに助けられ、なんとか勝利する事が出来ました。
結果、3位リーグ優勝となりましたが、今までの試合で、3位リーグと言えど、優勝という事を経験した事がない子供達、前に出て、トロフィーや表彰状をいただけた事は、純粋に嬉しかったと思います。
閉会式を終え、帰る準備をしていたところ、西淡路の子供達が瀧川監督に近寄ってきました。
『練習試合をお願いします』
『えっ?じゃあお願いします』
と、急遽、西淡路さんと練習試合をすることになりました。
2面で片面は、Aチームがゲーム、もう片面は、Bチームが基本練習となりました。相手チームは、1位リーグの優勝チームです。最初は2ゲームぐらいで帰るつもりでしたが、惜しいところまでいくも、なかなか勝つ事が出来ません。
もう1セット、さらにもう1セットをお願いし、やはり勝つ事が出来ませんでした。
監督より子供達へ『もう、諦めて帰るか』『いやです』『じゃあ、相手チームに頼んで来い』と、子供達は相手チームのところへ行き、『お願いします』と土下座しました。
すると、相手の子供達が『どうしようかな~』と冗談で言った事が悔しかったのか、恵多が号泣・・
相手チームにオッケーをもらい、ラストの5セット目が始まりました。
子供達も、最後は勝ちたい気持ちがあったとは思いますが、疲れてしまっているのか、気持ちが空回りして、思うようなプレーが出来ず、大事なところでのサーブミスや、スパイクミスも多く、結局、最後まで1セットも取れませんでした。
西淡路の監督さんに挨拶に行った子供達でしたが、『男の子が女の子に負けたらあかんし、悔しいと思わないと駄目や、それに男の子はすぐに泣いたらあかん』と言われ、また恵多が号泣、それを見た周りの子供達も泣き出していました。
その時すでに19時過ぎでした。
瀧川監督より、『悔しくて泣くのはいいけど、同じミスをしないようにしようって意識しなあかんよ、同じようにミスして負けて、ただ泣いてるだけじゃ、何も変わらんで、最後の試合は、自分の気持ち次第や、一生懸命戦うしかない』と話がありましたが、本当に最後は、子供達の気持ち次第だと思います。
コート内の子達も、外の子達も一体となり、一生懸命みんなで戦うのみです。
思いきりプレーし、悔いのない試合をしてほしいと思います。
悔しくて流した涙が笑顔に変わりますように・・・
最後に、当日引率、応援に来てくださった保護者の皆さん、朝早くから遅くまで本当にありがとうございました。
スタッフの皆さんもお疲れ様でした。
さよコーチ
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