6年生最後の阪南支部大会
1月26日 6年生最後の阪南支部大会へ参加してきました。
試合結果は以下のとおり
【女子部】
●女子 VS 熊取
0-2で敗戦
●女子 VS ラブジュニア
2-1で勝利
試合結果は以下のとおり
【女子部】
●女子 VS 熊取
0-2で敗戦
●女子 VS ラブジュニア
2-1で勝利
※上位の結果1勝1敗で予選リーグ通過ならず
【男子部】
●男子 VS 阪南
0-2で敗戦
●男子 VS 和泉岸和田
1-2で敗戦
※上位の結果2敗で予選通過ならず
(コメント)
まずは、女子部から。
この日は、「勝ちにこだわって行く」と選手に伝え、臨みました。
初戦の熊取戦についてですが、
試合前日も「仮想熊取」で6人練習を中心に行いました。
子供達に相手の特徴を伝え、戦術を練り、練習に取り組みました。
良いプレーもありましたが、波に乗れない・・・。
全てはサーブミスと直接点数に繋がるサーブレシーブミスです。
相手のサーブミスもあり、サイドアウトは取れるのですが、こちらのサーブが続かない。
相手の攻撃でサイドアウト取られるならまだわかります。
しかし、こちらのミスでサイドアウトをプレゼントする形。
相手のエースをサオリのブロックでシャットアウト!その後のサーブをミス・・・
モエの鋭いサーブでサービスエース!2本目入らない・・・
これじゃ、波に乗れない。
サーブミスが続くから、連続ミスしてはいけないので次のサーバーはコートの真ん中に入れておくだけのサーブ。
チャンスで返されエースが「ドカン」とスパイク
全くの悪循環。
前日、指示した作戦で、意識が見受けられたのは、サオリのブロック、アキのトス回し、ケイのレシーブくらいでしょうか?
結局、自分のプレーが十分にできないから、相手の動きや戦術を踏まえた対処というのができるレベルではないという事を痛感しました。
これは、私も含めて反省です。
サーブでコースを突くようにとの指示をしていたからミスが多かったのか?
やはり、普段の練習の積み重ね。「如何に試合を想定し、意識させた練習に取り組むか」が大切という事を再認識しました。
これが、プレー面での反省です。
あと、気持ちの部分ですが。。。これは、どうにもこうにも本人たちの資質なのか、スタッフの持って行き方なのかわかりません。
本当に「勝ちたい!」という気持ちがあるのか?
ただ、スタメンとしてコートに立つだけで満足しているのか?
自分自身が満足いくプレーができれば、勝っても負けても良いのか?
私は、初戦の熊取戦、負けた瞬間悔しくて泣きそうになりました。
しかし、次の試合もあるし、涙をこらえました。
試合終了後、私に集合した子供たちの顔を見ましたが、ケロリとしてました。
自分たちの中で「勝てない」と思っていたチームと対戦し、その通りの結果となったからでしょうか?
本気で勝ちたいと思っていたのか・・・
目標設定が曖昧なのか?
今一度、今までの自分の指導を振り返り、残り1カ月の練習で改善していきたいと思います。
二試合目のラブジュニア戦ですが、
どのようなチームなのか私の頭の中に無かったのですが、第一試合のIZUMI対ラブジュニア戦を観戦していて
この日ベンチ入りしたメンバーを全員使って行こうと決めていました。
特に、6年生も残りわずかとなるので、新チームを意識したメンバーで試合を運んでいきたいという気持ちで臨みました。
1セット目は序盤リードし、ユナとアヤネをピンチサーバーで起用。
ユナも初めての公式戦、見事に1本サーブが入りました。
緊張もしたでしょう。しかし、岡山遠征での経験があったから、この本番の大会でもサーブを入れることができたのではないかと思います。
彼女も来年は6年生。「経験を積ませる」という意味でなく、もっともっと成長し、「戦力」としてベンチに入って欲しいと願います。
アヤネは、ここ最近、練習試合でピンチサーバーで起用してもミスが多く、私からの信頼もそうですし、チームメイトからの信頼も徐々に無くなってきていたところでしたが、見事にサービスエースを取ってくれました。(2本目はミスしましたが、3年生なら上出来です!)
この経験を糧に、来年は5年生や4年生を脅かす存在になって欲しいと願います。
二人の活躍もあり、1セット目を先取したわけですが、2セット目をどうしようか?と考えました。
正直、2セット目を捨てる気持ちでスタートから新チームで挑みたいと思いましたが、やはり、6年生最後の阪南支部大会です。ここはスタメンは6年生を起用し、リードを広げた段階で、現在6年生が入っているポジションの選手がサーブを打つ際にメンバーチェンジで順次投入していくことにしました。
ところが、リードを広げるどころか、序盤から1点をしのぐ接戦?(接戦というよりミスのやり合い)で苦しい状況の中でのメンバーチェンジでした。
モエ→ミサ、ナオ→ケイ、ニイナ→リリコ、サオリ→サクラコという順にメンバーチェンジをして行ったのですが、応援に来てくださった方はご覧になっていたのですが、「来年大丈夫か?」というような内容のゲームでした。
結果2セット目は落とすこととなり、フルセットへ・・・。
3セット目はこちらのサーブで終始リードする展開で、セットを取得し何とか2-1で勝利を収めることが出来ましたが、6年生・新チーム、それぞれに課題が残る試合となりました。
残り1カ月、彼女たちの意識を改革する「特効薬」は無いのかもしれませんが、ここまで来て、技術の上達は期待できません。
「気持ちをどう持って行くか」という事に集中し、取り組んで行きたいと思います。
最後になりましたが、当日、応援に来てくださった保護者の皆様ありがとうございました。
また、スタッフの皆様におかれましては、朝早くからコート設営、試合運営(審判やブログアップ用写真撮影等)ありがとうございました。
残すところ、6年生はあと1試合。悔いの残らない様、スタッフ一同全力で指導にあたって行きますので、保護者の皆様のご理解・ご協力を引き続き賜りますようよろしくお願いいたします。
ヘッド
次に男子部です。
試合前日に、監督より『明日は1点、1点を必死でみんなで取りに行こう、ミスをしても絶対に下を向くな、すぐに気持ちを切り替えて前を向け、とにかく負ける勝つより一生懸命に頑張る事が大事』との指示がありました。
試合直前、監督より『よしっいくぞっ』、の声に子供達の『はいっ』という返事がいつもより大きく聞こえ、表情がいつもと違い、とても真剣な顔に見えました。
もしかして、今日はいけるかも・・と思いました。
第一試合が始まりました。
相手は、阪南
前日の上海カップで12点で負けてしまったチームです。
コートの真ん中にみんな集まり、キャプテン絵貴の『いくぞっ』の声でみんなが『お~っ』と大きな声で叫びました。
今までに見た事がない子供達の真剣な表情、単に緊張した顔ではなく、戦おうとしてる顔に見えました。
1セット目は、サーブカットミスが7点、サーブミスで3点、スパイクミス5点と、ミスも多かったのですが、こちらもサービスエース5点、スパイク得点8点と、みんなでつないで、上がってきたトスを、しっかりエースの恵多が決めてくれました。
しかし、残念ながら結果は、21ー23
惜しくもジュースで負けてしまいました。
『よしっ2セット目いくぞっ、あきらめるな』と、試合がスタートしましたが、1セット目の集中力が、既にみんな切れてしまっている状態・・・
途中、タイムを取り、指示をするも、相手がリズムに乗りだし、あっという間に9点で負けてしまいました。
いつもなら、一度集中力が切れてしまうと、次の試合もそのまま集中力がなく終わるパターンです。
1試合目が終わり、どんよりしてる子供達に『まだ終わりじゃない、次勝ったら、まだ入賞のチャンスあるぞっ、気持ち切り替えてみんなで勝ちにいこう』と監督の声に、子供達の顔が明るく戻りました。
しかし、第2試合の和泉岸和田は、練習試合でも1セットも取った事がないチームです。1セット目が始まり、相手のサーブにやられ、サーブカットミスで6失点、ようやくレシーブを上げても、スパイクミスも続き、逆に相手にスパイクを決められ、気付けは6点でセット終了
1セットが終わった後、監督より『もう終わりなんか?2セット目を取って、3セット目を取ればいいだけやろ? 絶対に取り返すぞ』、監督の『いくぞっ』『お~っ』の声で元気に子供達がコートに入りました。
2セット目は、一度切れてしまった集中力がまた戻っていました。
パターン的には、みんなでつないで、エースの恵多に打たすという形でしたが、誰かがレシーブをはじいても、一生懸命みんなでボールをつなぎ、ボールを落とさないっという気持ちが見えました。
サーブカットミスは、4点のみです。
きっと、いつもならミスになっていたカットミスも、セッターの聖也がよく走ってカバーをしていましたし、寛大、諒、悠亜、元稀もよくつないで、2段トスまでもっていけていました。
今まで見た事がない、コートの中のお互いの声かけの姿や、決まった時に本当に喜ぶ姿も見え、リズムに乗ったまま、21ー17で見事にセットを取り返しました。
3セット目、聖也のサーブで3点リード、悠亜、寛大、諒もサービスエースを取りました。
ボールを落とさないという集中力は切れておらず、みんなで恵多にトスを上げ、恵多もしっかりスパイクを打ち込み、リードしている状態でコートチェンジを迎えました。
そのまま13ー11を迎え、よしっこれで勝てると思いました。
しかし、緊張したのかまさかの元稀のサーブミス、その後、なんとか取り返し、14ー13でさらに聖也のサーブミス、その後、相手の1番サーブに2得点され、最後はチャンスボールがネットギリギリに返り、必死でつなごうとした聖也の足がラインを越えてしまい、セット終了
15ー17で負けてしまいました。
たまたま最後の場面で、元稀と聖也がサーブミスをしてしまいましたが、大事な場面でのサーブミスは、他のメンバーにもありましたし、確かに致命的です。
全体的にチャンスボールミス、スパイクミス、レシーブミスもまだまだ多いですし、1人1人の細かい技術的な面、気持ちの面でも、課題は山のようにあります。
しかし、今回の試合では、気持ちの入っていないミスは少なかったと思います。
試合を終え、悔しくて泣いている子供達を初めて見て、子供達の成長をとても感じる試合でした。
それだけ子供達が一生懸命に頑張った証拠だと思います。
他のチームの方からも『惜しかったですね、頑張ってましたね』と声をかけられ、保護者の方からも『負けたのは悔しいけど、感動しました』と言ってもらえ、そんな声をかけられたのは初めてでしたので、本当に嬉しく思いました。
後、公式戦は1試合のみです。
今回の悔しさを決して忘れず、最後の試合では、悔し涙ではなく、嬉し涙が流せるように、残り1ヵ月を頑張っていきたいと思います。
今回の試合であまり活躍出来なかった6年生の絵貴、拓登・・
試合に出て、活躍するばかりが6年生ではないと思うし、コートに入らなくてもチームを引っ張る事は出来ると思います。
だけど、デルフィーノでの最後の試合で活躍する2人の姿を見たいです。
技術をすぐに上げる事は出来ないけど、ボールをあきらめない気持ち、向かっていく気持ちを上げていくのは自分次第ですよ・・
悔いのないように、残りの時間を恵多と3人で精一杯頑張ってほしいと思います。
最後に朝から1日、応援に来てくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。
スタッフの皆さんもお疲れ様でした。
さよコーチ
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