第1回南河内大会に小学女子部が参加しました。
2019年2月10日(日)太子町総合体育館で開催された第1回南河内大会に小学女子部が参加しました。
太子キラリさんが中心となって今回第1回目を迎える大会でした。
南河内に所属する12チームが参加し、予選は3角形のリーグ戦を4ブロックに分けて行い、1位~3位を決定し、
午後からは、各ブロックの1位・2位・3位に分かれてトーナメント方式で行う大会でした。
結果は以下のとおり
予選ブロック(2セットマッチ)
1回戦
対 松原ドリームキッズ
1Set:21-13
2Set:16-21
1-1得失点差で勝利
2回戦
対 太子キラリ
1Set:19-21
2Set:17-21
0-2で敗北
※以上の結果、1勝1敗で予選2位通過
2位トーナメント
1回戦
対:松原
1Set:20-22
2Set:23-25
0-2で敗北
3位決定戦
対:スマイル女子
1Set:25-23
2Set:18-21
3Set:11-15
1-2で敗北
※以上の結果、2位リーグ第4位で終了
【コメント】
本大会は、6年生のお別れ大会という位置づけもありましたが、狭山デルフィーノは堺連盟に所属しているチームであることから、6年生の引退は、2月末の堺連盟杯となり、未だ現役の6年生に思い出づくりをさせるタイミングではないのですが、今年は、引退後のカップ戦の予定が無いため、6年生をメインに頑張って欲しいという気持ちで挑みました。
また、当日はOGのウキとメイとサンもお手伝いに駆けつけてくれました。
初戦の松原ドリームキッズは先般行われた北野杯でも対戦しセットカウント2-0で勝利を収めているチーム。
スタメンは、6年生をメインに5年生はミノリとマオでスタートしました。
6年生は皆良く頑張ってくれましたが特に、怪我で長期間練習できなかったアヤカがナイスレシーブを連発してくれ、そのボールをフミがナイストスにし、ユイが決めるという理想的な展開で、1セット目を先取しました。
このセットは、近頃はやりの「喜び方の天才ユイ」がさく裂してました!
ところが、2セット目も同じメンバーでスタートしたのですが、大事な時に簡単なプレーにミスが出だし、相手のサーブに押され、北野杯ではストレート勝ちできた相手でしたが、セットを落として得失点差では勝利したものの後味の悪い終わり方になりました。
次の太子戦は、相手の正セッターがBチームに登録されていたので、これまで1セットも取れたことがない相手ですがセッター不在であるなら、チャンスがあると思い、従来のレギュラーメンバーに戻して挑みました。
1試合目の6年生の頑張る姿を目の当たりにし、5年生のレギュラーメンバーも6年生に負けじと頑張ってくれました。
結果的にストレートで負けはしたものの、これまで、練習試合等で何度か対戦したことがあるチームでしたが、今までで一番良い試合内容だったと思い、子供たちの成長を感じました。
午前中の予選は1勝1敗で、午後からは2位トーナメントに駒を進めることになり、抽選の結果、トーナメント1回戦は松原ジュニアとの対戦になりました。
松原ジュニアさんとはこれまでも練習試合でお世話になってきたチームで、春先は取ったり取られたりの接戦をしていたのですが、夏以降、松原さんが力をつけて来られ、秋季大会には今度対戦する若松台さんからシード権を奪う勝利を収めているチーム。
ここで、松原さんから勝利をおさめ、自信をつけて最後の堺連盟杯に臨みたいと思っていましたが。。。
1セット目序盤から一進一退の攻防が続き、試合も中盤に差し掛かったとき、ここで、6年生のアヤカをピンチサーブで起用。
腰痛から復帰し、練習では、サーブで一番の信頼を置いているフミにも勝る勢いのサーブを打ち込んでいたので。「ここぞ!」という時に起用しましたが、サーブミス。
でも、そのミスも引きずる事も無く、何とか、20-19でセットポイントをつかみ、この日、サーブミスをしていたシンに変えて、サーブで安定感のあるミノをピンチサーブで起用し、相手のエースをミノリとユイの二枚ブロックで封じ込めるという博打にでました。
ミノのサーブが相手を崩し、ダイレクトボールがユイの前に飛んで来ました!
「これを決めると1セット先取!」というところでしたが、そのダイレクトを決めきれず、相手に打ち返されデュースに、最後もレフトのユイにトスが上がりましたが、スパイクミスで1セット目を落とすことになりました。
2セット目も23-25と接戦はしましたが、大事な場面でミスが目立ち接戦をものにすることができず、2位トーナメント1回戦で敗退し、3位決定戦に回ることになりました。
松原戦終了後、次の3位決定戦のスマイル女子とどう戦うか考えていた時です。
キャプテンのリサが泣いていました。
悔しい気持ちはわかります。でも、まだ試合は終わっていません。
応援してくれている保護者さんや、お手伝いに来てくれているOGにも申し訳ないという気持ちで、リサを叱りました。
「まだ、試合終わっていないのに何泣いてるねん!キャプテンやったら、切り替えて、次の3位決定戦頑張ろう!ってチームを鼓舞するのが役割やろ!」と。
そういう状態で、コートに立たせたくないという思いと、今大会の主旨である「6年生中心に頑張ってもらう大会」の締めくくりである最終戦ということもありましたが、スタートの1セット目は6年生を一切起用せず、5年生だけで戦いました。
その姿をどのような気持ちで6年生は見ているのか?
外されて腐っているようなら、この試合は5年生だけで戦う覚悟でもいました。
しかし、6年生は一所懸命5年生がコートの上で戦っているのを応援していました。
その姿を確認できたので、1セット目の結果がどうであれ、2セット目以降は6年生中心メンバで行こうと心に決めました。
結果的に、1セット目は5年生チームが何とか25-23の接戦をものにし、6年生に良い形でタスキを渡すことができました。
残り1セット取れば勝利という状況でしたが、大事な場面でのイージーミスが目につきだします。
特に、実力が均衡しているチーム同士の接戦になると、そのイージーミスが大きなダメージを与えます。
この大会前に、6年生4人に目標について聞きました。
レギュラーのリサとリザーブメンバーのフミ・ユイ・アヤカとの目標の目線が合わず、チームとしての目標が定まっていないことが判明しました。
リザーブメンバーの目標は、「6年生が4人でコートに立って試合をすること。そうすることで、スタッフ・保護者・みんなで感動を分かち合いたい」でした。
この日の1試合目、6年生4人をメンバーから外すことなく、コートに立ち続けさせました。
結果は、1-1の得失点差での勝利
彼女たちの目標は達成できた形になりましたが、個々人がどう思ったのか?
最終のスマイル戦の2セット目以降も6年生中心メンバで行こうと心に決めましたが、イージーミスを繰り返したアヤカを最終的に外しました。
その時、彼女はどう感じたのか?
北野杯で和泉さんに敗北した時に号泣していた君たちが、この日の最終スマイル戦で敗戦した時にどう感じたのか?
「6年生4人がコートに立って試合をすること。」これがチームの目標として6年生が掲げることなのか?
あくまでも、6年生個々人の目標であり、それがチームの目標と聞かされた5年生はどう感じるのか?
それぞれが、コートに立つために何をしたら良いのかを考えて、努力し、勝ち取ったレギュラーポジションだからこそ価値や重みがあるだろうし、勝ち取れなかったとしても、そこまでのプロセスに意味があり、彼女たちの糧となるんだろうと思います。
そういう意味でも、色んなことを考えさせてもらえたこの第1回南河内大会は我々にとって貴重な大会だったと思います。
6年生も早いもので、残すところ後10日で引退です。
限られた練習日数で、どこまで彼女達がこの先、中学生・高校生と成長していく過程でのベースを、「心」に「身体」に刻むことができるかわかりませんが、2/24(日)金岡公園体育館で開催される連盟杯で、彼女たちが後輩たちに何か残してくれることを信じて、今より少しでも成長して引退できるよう、最後までシッカリとスタッフ一丸となって指導して行こうと思います。
最後になりますが、当日は朝早くから応援お手伝いに駆けつけて下さった保護者の皆様、また、OGのウキ、メイ、サン、ありがとうございました。
いよいよ、6年生が引退間近になりますが、最後まで応援よろしくおねがいします!
0コメント